何でもかわいく、美味しくなる無敵のチョコレートコーティングでバレンタイン♪
2018.02.07
今回はチョコレートに合う「パルフェタムール」のために、身近なスイーツをチョコレートコーティングして、一層美味しくする方法を教えていただきました。キラキラ光るアラザンやハートの飾りを加えて、甘く、楽しいティータイムを楽しみましょう。
「パルフェタムール」は単に甘いだけではない、複雑で個性的な香りの紅茶ですが、そんな香りの要素を意識しながら飲んでみると、チョコレートにも通じるバニラ、フルーツ、スパイス等のニュアンスが感じ取れます。「パルフェタムール」とチョコレートはまさに似た者同士。その2つを組み合わせるのですから、合わないはずはありません。
今回はコンビニエンスストアで気軽に手に入る、バームクーヘン、ロールケーキやフルーツにチョコレートをコーティングして、デコレーションすることを考えました。「パルフェタムール」はチーズ系のお菓子にも合うと聞いていたので、スフレチーズケーキをチョコレートコーティング、これもぴったりはまりました。
シンプルなロールケーキはコーヒーシロップを染み込ませてからコーティングすれば、オペラ風の贅沢デザートに。オトナなティータイムを楽しめます。
上掛け用チョコレート 150g
サラダオイル 15g
クッキングペーパー 適量
※チョコレートはカカオ、ミルクやバター等溶ける温度が違うものが入っていて上手に溶かすのが難しい素材。上がけ専用等、温度調整が必要なく溶かすことが前提になったチョコレートなら白っぽくならずうまくいきます。
使うケーキ類やフルーツを袋から出し、バームクーヘンは等分に切り、飾る材料はすぐに使えるよう小皿に出したり、ピスタチオなどは小さく刻む等準備する。
チョコレートを45℃前後のお湯で湯煎して溶かす。電子レンジより均等に溶けるので、湯煎がオススメ。
チョコレートがより扱いやすくなるよう、サラダオイルをチョコレートの量の10%加えて手早く混ぜる。
※風味に影響がないサラダオイルを加えることで、さらっとかけやすくなり、コーティングが失敗しにくくなります。
手でくぐらせることができるイチゴのようなフルーツにはボウルのチョコレートにそのままつけて、すぐに広げたクッキングペーパーの上に乗せる。
バームクーヘンやスフレチーズケーキなどにはスプーンで均等にチョコレートをかける。
下にチョコレートがたまってしまわないよう、網や、無ければボウルに割り箸などを渡してその上にスイーツを乗せるときれいにかかります。
チョコレートが固まらないうちに、飾りのアラザンやドライフルーツ、ナッツ類などを乗せる。
ヘラやフライ返しを使ってすくい上げ、クッキングペーパーの上に乗せてチョコレートを乾かす。
インスタントコーヒー 小さじ1、砂糖 小さじ1、熱湯 15ccを合わせ、コーヒーシロップを作り、ロールケーキに刷毛で表面に染み込ませる。
しっかり馴染み、扱いやすくなるよう、1時間ほど冷凍庫に入れ、冷やし固める。
コーティング用に溶かしたチョコレートを均等になるよう回しがけ、固まる前に飾りつける。ケーキがとても冷たい状態のため、チョコレートが固まりやすいので、手早く作業します。
フィーユ・ブルーの「パルフェタムール」は風味のしっかりとしたタイプのスイーツに対して紅茶が単なるお口直しに終わらず、きちんと飲みごたえを感じさせつつバランスがとれるように、香りだけでなく茶葉の組成にも工夫を凝らしたブレンドティーです。
意外性を感じていただこうとティラミスとも好相性と日ごろご説明していますが、コーヒーが隠し味のチョコレートケーキであるオペラとのペアリングも、今回のharu先生のアイディアを受けて追及したくなりました。
お菓子と合わせることを積極的におすすめしているブレンドティーに、さらに奥深い楽しみを手軽に加えるご提案をいただき、ありがとうございます。
フードコーディネーター。祐成陽子クッキングアートセミナー・フードコーディネーターコース卒業。作りやすく色味も美しいパンやお菓子が評判で、お菓子が引き立つコーディネイトやラッピングも人気。