はじめての紅茶 ③ミルクティーのいれ方

どんなミルクティーが飲みたいですか?

はじめまして、フィーユ・ブルーです。
ホームページをご覧いただきありがとうございます。

このコラムではまず、紅茶のことを少しご紹介することからスタートしたいと思います。

紅茶が日常生活の一部になってくると、さらに一歩進んで、ミルクティーやアイスティーも飲んでみようか、と、なるかと思います。

もちろん、基本の紅茶のいれ方(コラム:はじめての紅茶 ①紅茶のいれ方)をした紅茶に“牛乳を入れる”、“氷を入れる”だけでよいわけですが、少しのコツで美味しさも違ってきます。寒くなるこの時期ですので、今回はまずミルクティーについて考えてみましょう。

 

Milk Tea

ミルクティーの基本

ミルクティー用の紅茶のいれ方

基本的にはミルクティーにする場合、牛乳の風味に合わせて、ストレートティーよりも濃いめに抽出します。パッケージなどに書いてある蒸らし時間や推奨湯量から、抽出時間をストレートの時よりも30秒から1分ほど長めにする、1ティーバッグの推奨から湯量を8割ほどに減らすなどで、調整します。

牛乳の量について
香りを邪魔せず、紅茶の味を活かすにはティースプーンで3~4杯の常温の牛乳がおすすめです。
その他、牛乳がたっぷり(全体液量の2割以上)入ったロイヤルミルクティーも紅茶の風味に加えて牛乳の甘さや旨みも堪能できて人気です。

ミルクティー向きの紅茶
一般的には、コクのある紅茶がミルクティーには向いています。
・アッサム紅茶
・ルフナ紅茶
・セイロンブレンドやブレックファーストブレンドなど
・フレーバードティーであればキャラメルやナッツ、マロンなど甘くコクのある香りのタイプがおすすめ

そのほか、香りが特徴的な紅茶もミルクティーにすると独特の美味しさが感じられます。
・ダージリン紅茶
・ウヴァ紅茶
・キームン紅茶
・フレーバードティーであればアールグレイなど

牛乳を入れるのは先か後か

イギリスでも長年議論になっている牛乳が先か、後か…お好み次第ではありますが、
ミルクインファースト(MIF):牛乳を先にいれたカップに紅茶を注ぐ。科学的には美味、と言われています。
ミルクインアフター(MIA):カップにいれた紅茶の後に牛乳を足す。風味の調節には合理的です。

紅茶の風味をしっかりと楽しみたい場合は牛乳を先に入れ、熱い紅茶を静かに注ぐ方が紅茶の香りが立ち昇り、紅茶の風味を楽しめます。豆乳などを使ったミルクティーもMIFの方が飲みやすいと思います。

ストレートでも紅茶を味わって、ミルクティーに移りたいといった、1杯で両方を飲みたい場合は、当然ながら牛乳は後からになります。牛乳と紅茶のバランスを確認しながら飲みたい場合も、こちらの飲み方になるでしょう。牛乳本来の甘い風味も味わいたい方にもこちらがおすすめです。

 

同じ紅茶と牛乳で、同じ分量を使っても、入れる順番で茶葉の香り方や牛乳の風味の感じ方が変わります。同時に同量で用意して両方の順番を試してみるのもおすすめです。

牛乳にもこだわってみる

ミルクティーの場合、牛乳そのものの風味も味わいに大きく影響を与えるので、もし、さらに1歩進んでみるのならば、牛乳の種類にもこだわってみましょう。

紅茶の香りを楽しむミルクティーを目指すならば、おすすめは「低温殺菌牛乳」と書いてあるもの。賞味期限は短くなりますが、さらっとしていて、いわゆる牛乳特有のクセのある匂いがないので、牛乳の甘みはありつつ、すっきりとした味わいのミルクティーを楽しむことができます。

さらに、できれば、ジャージー牛のものがあればこちらで試してみましょう。
日本で販売されている牛乳の多くは白黒の柄でおなじみのホルスタイン種のものですが、ジャージー種の牛乳はミルクティーに向いた特徴を持っています。日本ではあまり見かけませんが、乳製品作りにも向いているので海外では広く普及しています。ジャージー牛の発祥は英国。王室用の牛乳を作るためにジャージー島で飼育されたフランスのブルトン種とノルマンディー種の交配種の牛なんだそうです。ミルクティーに合うわけです。この牛乳は脂分が多いため濃厚でコクがありつつも、飲み口はさらっとしていて、程よい甘みもあります。「ジャージー牛の低温殺菌牛乳」はミルクティーにぴったりの牛乳です。

牛乳独特の風味が気になる方は、ミルクインファーストで、牛乳に先にグラニュー糖を少量入れておくと飲みやすくなります。

電子レンジで簡単 ロイヤルミルクティー

これから寒くなりますので、気軽に温かなミルクティーが楽しめる、電子レンジを使った方法をご紹介します。

電子レンジで簡単に作れるので、オフィスなどで楽しんでいらっしゃる方も多いようです。

Point!
ミルクティーを作る時のポイントは、どんなに牛乳の分量多めのミルクティーにしたかったとしても、牛乳で茶葉を抽出しようとしないことです。
牛乳の成分(カゼインなど)が茶葉を包み、十分に紅茶が抽出されなくなってしまいます。まず、少量でも熱湯(大匙1以上)で茶葉を開かせてから牛乳を加えます。

レンジで簡単ミルクティー

紅茶:1ティーバッグ
牛乳:200cc
熱湯:少量(ティーバッグが浸るくらい)

※マグカップに少量の水を入れて電子レンジで15秒程度温めて熱湯にします。レンジからカップを取り出す時に湯が跳ねることがありますのでご注意ください。

Step.1

最初に少しの熱湯(ティーバッグを浸る程度)で茶葉をむらします。
茶葉からエキスが抽出できるよう、少量の熱湯で茶葉を開かせます。

ちゃんと蒸らして茶葉が湯を吸って紅茶のエキスが出やすい状態にしないと紅茶の風味がするおいしいミルクティーになりませんのでご注意を!

Step2

電子レンジでつくる簡単ミルクティー

ティーバッグをいれたまま牛乳を注ぎ、電子レンジで温めます。時間は50秒程度。温めが足りないときは時間を調整してください。

※温め中の沸騰に注意※
温め中にミルクティーが沸騰して噴きこぼれることがありますので、カップの様子を見ながら温めてください。

完成♪

お好みでお砂糖やハチミツなど甘みを加えてお召し上がりください。

ティーバッグはだいたい沈んでしまうので、飲んでいても気になりませんが、気になる方は取り出してから飲んでください。


身体も温まり、ホッと心も和らげてくれるミルクティー。ティーバッグさえあれば、準備も片付けも簡単ですので、ぜひ、試してみてください。

さらなるアレンジティーを作るときにも、“茶葉はどんなに少量でもまず熱湯で抽出する”と覚えておくと、美味しい紅茶が楽しめますよ。

Point!
ちょい足しが楽しいのもミルクティーの魅力。
シナモンパウダーやピンクペッパー、ショウガなどスパイスを加えたり、生クリームを最後に足したり、マシュマロを使っても楽しいアレンジに。

この他、フィーユ・ブルー ホームページでは手軽なアレンジ方法をご案内していますので、楽しみながらお試しください。

フィーユ・ブル―の紅茶はミルクティーにも向いています

フィーユ・ブル―の紅茶は雑味がなく、風味がしっかりしているので、アレンジティーにも向いています。
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