ティーバッグを採用している理由

フィーユ・ブルーの紅茶はすべてティーバッグでご提供することを基本にしています。ティーバッグの紅茶は美味しさをスポイルするのではと、よくお問い合わせいただきますが、フィーユ・ブルーでは、それは当てはまりません。

日本の水に合わせる

紅茶はその大部分が水でできています。つまり、紅茶の美味しさは水の味で左右されてしまいます。日本の水は、世界でも屈指の味を誇る水であり、そのおかげで、日本独自の様々な農産物や素材の味を大事にする料理、出汁文化が根付いたといっても過言ではありません。フィーユ・ブルーのブレンドは、日本の美味しい水と合わせることを前提にブレンドしており、その特性である軟水(硬度0〜100mg/l未満)で最適なバランスがとれるように調整しています。軟水は成分が抽出されやすく、少しの茶葉の違いで大きく味が変化します。すなわちブレンドで味のバランスをとるのが難しく、調整には繊細さが求められます。

プロの「さじ加減」

リーフティーの状態ではスプーンにすくい取る度に使用してる各原料の割合が変わりやすく、ティーブレンダーが目指した絶妙なバランスの味を再現するのが難しくなります。プロの「さじ加減」でティーバッグの中の茶葉を一定量にそろえることで、お湯の量や抽出時間を調整するだけで本来の味を再現でき、お好みの味をつくりやすくなるのです。

ティーバッグであるその他の理由
■ティーバッグのメッシュにより、抽出前に味を損なう原因となるティーダスト(微粉)をふるい落とすことができます。その結果、時間の経過と共に発生する苦味やエグミがとれ、すっきりした印象になり、時間が経って冷めた時でもいれた時の美味しさを保ちます。

■紙やナイロン製のティーバッグでは匂い移りが気になりますが、植物由来の素材のため、匂いはなく、リーフでいれるのと同じ美味しさを引き出せます。使用後も土に埋めれば土に戻る素材なので、生ゴミとして処理できます。

■抽出時にティーバッグを引き上げる際、エグミの原因となるアクも一緒に引き上げてくれるのでクリアな紅茶が持つ本来の風味を楽しめます。

■大きめの三角袋にすることで空間を確保し、茶葉が十分、湯内でジャンピングし、拡がることができるため、リーフでいれた時と同様の美味しさを引き出すことができます。また、ティーバッグを引き上げる際、三角の頂点を下にすることで、味の決め手となるゴールデンドロップをしっかり抽出できます。

■抽出後の茶殻の処理が簡単になり、抽出容器(ポット)もひとつですみ、移し替える手間も省けます。

窒素ガスの充填

さらにブレンドしたての味わいを楽しんでいただくため、酸化を防ぐことのできる窒素ガスを充填しています。個包装の場合、1ティーバッグずつ開封することになるので、1度開けた缶などと違い、毎回開けたての鮮度の高い味わいをお楽しみいただけるようになりました。また、紅茶には油などの油脂成分をすっきりさせる効果があるため、抽出後のティーバッグは、使用したフライパンなど油汚れを落としていただくのにも利用でき、無駄なく最後まで使っていただけます。

美味しく抽出するためのこだわり

フィーユ・ブルーでは、ブレンド開発の際、様々なテストを行っており、ティーバッグ使用を前提としたブレンドによってリーフでは出しえない味わいやバランスを目指すこともあります。最終的に商品になるブレンドについては、リーフの状態よりティーバッグの状態の方が美味しく抽出できることを確認しており、ティーバッグで楽しんでいただくことを自信を持っておすすめしています。