Special Feature
2005.03.12
セレブレーションはパルフェタムールと双璧をなす、フィーユ・ブルーの代表的なブレンドティー。
柑橘のような爽やかなフルーティーさがあり、バニラのような甘やかさもあり、誰もが好意を抱くような香りを持ち、
喜びの場にふさわしい明るさをもったブレンドティーです。
幻想的な香り、とよくお伝えしていますが、その夢のような味わいでありながら、リアルで多彩なシーンでスイーツやフードに合い、ティーアレンジも楽しい紅茶であるセレブレーションを今回はより深くご紹介します。
フィーユ・ブルー セレブレーションは“祝祭”という名前の通り、祝いの場で共に喜び合うような紅茶として、その場にふさわしいアルコールやフードとの親和性が高いブレンドティーとして誕生しました。
そして、日常は華やかな節目ばかりではないものの、思いがけず嬉しい気持ちになることもあるもの。
セレブレーションは日々にふと見つかるような嬉しい気持ちを共に祝うような紅茶でもあります。
未来に託す夢、饗宴の場にふさわしい風味でもあり、かつ日々ちょっとした偶然で見つかる喜び(ふとしたことで褒められた、美味しいケーキを見つけた、会社まで乗り継ぎがうまくいった、朝気持ちよく起きれたのような)の瞬間に飲みたい紅茶になるよう、個性的な香りでありながら、幅広い食に合い、また簡単なアレンジでも手間をかけたような味わいになるようブレンドしています。セレブレーションの創り出す“美味しい”は嬉しいを一層膨らませてくれるはずです。
はじめてのようで懐かしい印象的な香り、飲み終わった後の余韻が幻想的な明るい世界を作り出すようなブレンドティー。
印象的なセレブレーションの香りは、爽やかな柑橘やマスカットの香り、甘いバニラの香り、香ばしいアーモンドの香りと、方向性の違う香りを緻密に繋げてある組み上げてあるので、よく知っているようで、具体的にはわからない複雑さがあります。この複雑さが「合わせるものによって、引き出される香りのポイントが変わる面白さ」を生み出しているのです。
この複雑な香りのそれぞれの要素に、複数産地の茶葉を組み合わせてブレンド。セイロンの切れ味、アッサムのコク、ダージリンのほどよい渋みなど、個性の強い紅茶をバランスよくブレンドすることで、香りも風味も飛び出さないようまとめています。
隠し味となっている心地よい酸味もセレブレーションをより印象的にしており、これがフルーツや生クリームなどを、より美味しく感じられる仕掛けにもなっています。
②ではセレブレーションの発端となった洋酒との関係性について、③ではスイーツやフードペアリングについてご紹介します。