新年あけましておめでとうございます。

昨年もたくさんの皆様に、フィーユ・ブルー商品ご愛飲をいただき、誠にありがとう ございました。
特に最近では、フィーユ・ブルーは初めてというお客様も多く、お買い求めいただきSNS等で美味しかったという声をいただけることもあり社員一同うれしいかぎりです。

2024年の新年、皆様はどのようにお迎えになりましたでしょうか。
一昨年前のコロナ禍が嘘のようにあちらこちらで年越しのコンサートやイベントなども開かれており、人が集まり活気のある時間を、お過ごしの方も多いのではないでしょうか。
紅茶に関することを少し考えながら、昨年を振り返りますと、コロナ禍が落ち着いた一昨年から昨年にかけて、コロナ前とずいぶんと社会が変わったように思います。国内の紅茶産地も年々盛り上がりを見せ、全国で和紅茶イベントが開かれ活況です。皆様も旅行など行かれることが多くなっているかと思いますが、地域の名産で紅茶が紹介されることも珍しくありません。さらには世界中から観光客が押し寄せ、鎖国から一気に開国したような雰囲気の中、日本中の観光地も一気に賑やかになりました。反面、ホテルや旅館などの宿泊施設が慢性的に混んでいたり、価格の高騰も続いています。ホテルを中心としたアフタヌーンティーもどこも満席状態で、気軽に楽しめるものでもなくなってきていますね。

弊社の紅茶も何ヶ所かでアフタヌーンティーにお使いいただいておりますが、特に新橋の第一ホテル東京様でご使用いただいている特別なアフタヌーンティーの際には、ティーブレンダー熊崎俊太郎がペアリングの監修をするなどして、より楽しめる工夫を施しており大変好評をいただきました。

最近でも、スリランカのデフォルトや戦争の影響で高騰している燃料等、難しい条件が増えており、同じ紅茶をお届けするのが、年々難しくなっている中、こうして以前と変わらず紅茶を楽しんでいただけることが出来て本当に良かったと思っています。戦争が増えたり、相変わらず気候変動による作物への影響だけでなく、災害も相変わらず世界中で続く中、同じことがどこまで続けられるだろうかと考えつつ、同時に美味しい紅茶を皆様にお届けすることが癒やしにつながるのであれば、私達もひとつひとつ努力を積み重ねて変わらない良さを追求することに迷いはありません。

先日、ドジャースに入団した大谷さんはひとつの事を極める純粋さを持ち続けることで、世界最高のプロスポーツ選手の称号を得ました。私達も紅茶を極める純粋さを持ち続け、いつまでも変わらない美味しさを皆様にお届けしていくことを使命として今年も進めていきたいと思います。

これからも皆様の「美味しい」をいただけるように活動して参りますので、「紅茶がある事」の幸せを日常的に感じていただきたいと思います。 本年もどうぞフィーユ・ブルーをよろしくお願いします。

2024年1月1日

株式会社フィーユ・ブルー
代表取締役　渡部 芳信