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2017年特別限定ブレンド
2017.12.01
フィーユ・ブル―10周年を記念して開発した「10 Jyu」。ティーブレンダー熊崎俊太郎の10年のブレンドの集大成として、また、フィーユ・ブルーの根底に流れる「思想」をあわらしたブレンドとして開発しました。
フィーユ・ブル― ティーブレンダー 熊崎俊太郎が10年のブレンドの集大成としてお届けするのはリーフティー専用ブレンド「10 Jyu」。ブレンドの奥深さ、そしてブレンドすることのおもしろさを感じていただける全く新しいスタイルのセットとなりました。こちらではこの限定ブレンド「10 Jyu」について、紹介していきます。
「10 Jyu」の原型といえる、プロトタイプを私たちが実際口にしたのは、昨年の12月。フィーユ・ブル―の設立記念日である12月13日という、まさに10周年の節目の日でした。
一般に各産地の特徴として言われるテロワールとは、数十〜数百の農園に散りばめられた個性を集約したものであり、産地全体の土地から浮かび上がるもの。
茶葉は摘み取られる瞬間から萎凋、揉捻、発酵、乾燥という工程を経て、紅茶となるまで、常に人の手を介して完成します。
紅茶の“紅茶らしさ”の正体とは、蒼い茶葉を自身がもつ酸化酵素の力で発酵させることによって生じた成分による味わいと紅色です。
紅茶が一般に難しいとされることが多いのは、そのいれ方にあります。茶葉の量、湯量、蒸らし時間など、その組み合わせは無限であり、繊細で、最もおいしいポイントを見つけにくいところにあるのではないでしょうか。
はっきりと異なる個性と魅力を持ったF とBですが、同時に二つをブレンドすることで、全く別の世界を感じていただくことができます。
販売からひと月以上経ち、ご購入の皆さまも、さまざまなブレンドによる「10 Jyu」を楽しまれているようです。ひとつの完成形として熊崎のブレンドした「10 Jyu」をお届けしました。
コラム連載最後はティーブレンダーからの10 Jyuのブレンドの“秘密”をお届けします。