10 Jyu の物語-8 

好みのブレンドバランスを見つける

フィーユ・ブル―では10周年を迎え、昨年末より、復刻版アーモニーの販売をはじめ、記念すべき年として、様々な取り組みを行ってまいりました。その締めくくりとして、ティーブレンダー熊崎俊太郎の10年のブレンドの集大成として、またフィーユ・ブル―の根底に流れる「思想」をあらわしたブレンドとして「10 Jyu」を開発いたしました。


 

「10 Jyu」を構成するF とBのブレンドティーはそれぞれ、はっきりと異なる個性と魅力を持っていますが、同時に二つをブレンドすることで、全く別の世界を感じていただくことができます。
単純にF+Bの風味になるのではなく、延長線上ではない新たな味わいが生まれるのが「10 Jyu」の楽しいところです。
とはいえ、難しいことではなく、FとBの紅茶液をカップに同量程度いれ、風味の確認をしながら少しずつどちらかを増やしていくなどで、お好みのポイントを探します。

ブレンダーの意図した比率もセットに付属の解説書「10book」にて紹介していますが、それが唯一の答えではありません。
それぞれのブレンドのバランスがよいので、幅広く美味しさのポイントが存在します。ご自身の好きな比率を見つけるのが面白いところなので、蒸らし時間や比率を変えて試してみてください。さらに、抽出の温度も変えて追及しているお客様もいらっしゃいました。もちろんラフにいれてみても美味しさの発見はあります。組み合わせは無限。味わいの世界は広がります。
最もお好みの比率が見つかったら、茶葉の状態でブレンドし、付属の缶に詰めてお楽しみください。

ここでは数回に分けて、この「10 Jyu」についてご紹介してまいります。

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