2020.03.12
在宅時間の長い今日この頃。フィーユ・ブルーの紅茶を使っての自由研究にも各自取り組んでいます。今日はスタッフMから。
今回選んだ紅茶は「パルフェタムール」。
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もともとチョコレートやチーズ系のスイーツと相性のよい「パルフェタムール」、チーズ系のスイーツにもよく合うので、よくティラミスのペアリングもおすすめしています。
そこで、「パルフェタムール」を使ったティラミスを作ったらどうなのだろうと考え、やってみました!
パルフェタムール 5ティーバッグ
熱湯 250cc
カステラ 10切れ
マスカルポーネチーズ 75g
クリームチーズ 25g
生クリーム 100cc
砂糖 大さじ2(甘さはお好みでOKです)
ココアパウダー 適量
「パルフェタムール」の茶液を作るところから始めます。熱湯250ccにティーバッグ5個を入れ、長めに5分程蒸らし、ティーバッグを取り出します。そのまま冷ましておきます(茶液が濃いので濁りますが大丈夫です)。
カステラを一口大くらいに切っておき、バットなどに並べ「パルフェタムール」の茶液をしみこませます。
クリーム作り。マスカルポーネチーズやクリームチーズ、いろいろな作り方があるとは思いますが、今回は重たすぎず、チーズ感も欲しかったので、マスカルポーネチーズとクリームチーズを約3:1の割合で使用しました。こちらを砂糖大さじ2杯を加え、角がたつくらいまで混ぜた生クリーム100ccと混ぜ合わせ、クリームは完成。
カップなどに茶液をしみこませたカステラとクリームを交互に重ね、最後にココアパウダーをふりかけて、できあがりです。
作った翌日に、社内で試食してもらいました。実験的な試みで不安もあったのですが、社内の反応は良くホッとしました。
もともと「パルフェタムール」は、“完全なる愛(perfect love)”という名前をもつフランスで生まれたリキュールがイメージの発端となっていることもあり、「パルフェタムール」の香りから少しお酒っぽさを感じ、大人のデザートのようでした。
味のバランスも良いとのことでしたが、今回は生地にカステラを使用しており、もしかしたら生地にスポンジケーキを使用すると、また印象が違ってくるかもしれないとのご意見をいただきました。それは、カステラはザラメを使用し卵感が強く、スポンジケーキにはグラニュー糖が使われていてカステラに比べると卵感は強くないという生地に特徴の違いがあるからです。
また、「パルフェタムール」の香りをもう少し強く出すためには、水の硬度を上げて時間を長く(10分程度)すると、渋みが出ずに香りがたつとのアドバイスをいただきました。
また、上のパウダーも紅茶パウダーにすると、より紅茶のデザートとしてのまとまりが出るとのことでした。
このように貴重なご意見をいただき、なるほどと勉強になることがたくさんありました。今回の意見をふまえて作ってみるとまた新たな発見があるかもしれないので、試してみたいと思います。