新年あけましておめでとうございます。

昨年もたくさんの皆様に、フィーユ・ブルー商品ご愛飲をいただき、まことにありがとう ございました。
2023年の新年、皆様はどのようにお過ごしでしょうか。

昨年頃からは、コロナ禍の社会もずいぶんと以前の活気を取り戻してきたように思います。
お茶というのは、元来、人と人を繋ぐものであり、家族や友人だけでなく、客人をおもてなしするものとして親しまれてきた経緯があります。その意味で、誰かと紅茶を楽しむ事の出来る日常が戻るとすれば、紅茶に関わるものとして、ありがたいことであります。
もちろん、ひとりの時に心を落ち着けさせてくれたり、安らぎを与えてくれる存在でもありますから、いつでもお茶の持つ力は発揮されるものではあるのですが、アフタヌーンティーのようにスイーツをアテに何人かで飲む紅茶は本当に美味しく、楽しいものです。

さて当社でも昨年は年末まで、多くの新しい商品を発表させていただきました。
お客様よりよくいただくお問い合わせのひとつに「フィーユ・ブルーはどこで購入できますか？」というお問い合わせがあります。提携先等がない場合、商品によっては申し訳ない事に当社に直営店がございませんので、ネットでのご購入をご案内する事がほとんどになっております。
その理由のひとつとして、当社は恐らく日本で最も小さな紅茶メーカーだと自ら認識していますが、メーカーとして、多くのブランド、キャラクター、アーティスト等、取引先様の商品を開発、卸売りしている会社でもあります。時に黒子として、目立たないように開発している商品も多くあり、全てをお客様にご案内できる情報は限られております。逆にいうと皆様が、気がつかないところでフィーユ・ブルーのブレンドを飲んでいただいていることも多くあるかと思います。

世代間のカルチャーもそれぞれ大きく違いを持つ時代、マスメディアよりもSNSの情報がメインとなっている時代にあって、まだまだ力不足の当社ブランドだけでなく、各カテゴリーやクラスターの皆様に私達の提唱する紅茶文化を拡げていくことを目的に様々なコラボレーションを実施し、フィーユ・ブルーの紅茶をより多くの方達に飲んでいただき、認知していただくことを今は優先しています。

特に本年の卯年と合わせるかのように、昨年末から「ディック・ブルーナ」のアート、「ミッフィー」とのコラボレーションも開始しました。スヌーピーの紅茶「SNOOTEA」とあわせ、さらに多くのお客様に当社の紅茶が届く事を期待しています。

紅茶を取り巻く状況は、主要産地であるスリランカの国の破綻や温暖化による産地の環境問題もあり、例年になく厳しい状況を迎えています。私達としては、品質や味わいを何ひとつ落とす事なく皆様に商品をお届けしたいと願っております。
皆様におかれましても、こうしてできた紅茶を是非楽しんでいただき、日常の習慣としていただければ、私達にとって、それほどうれしい事はございません。

これからも私達の活動に少しお付き合いいただき、「紅茶がある事」の幸せを少しでも感じていただけましたら幸いです。 本年もどうぞフィーユ・ブルーをよろしくお願いします。

2023年1月1日
株式会社フィーユ・ブルー
代表取締役　渡部 芳信