イメージの発端となったパルフェタムールとは“完全なる愛（perfect love)”という名前をもつフランスで生まれたリキュール。17世紀のフランス貴族の間では“飲む香水”とも評され、恋の媚薬として珍重されたようです。
スミレの花や柑橘系のフルーツの香り、そしてバニラ。媚薬として愛された特徴的な香りを紅茶に合うように再構築しました。どこかにあるようで、どこにもない香りは記憶をも刺激します。
スリランカ、インド、ケニアの茶葉の特性をおさえ、飲み始めからの流れを計算しバランスよくブレンドしています。
カップを近づけたときに感じる印象的な甘い香りと茶葉のインパクト、それに反し余韻を残さずすっと消える味わいは、印象の強いチョコレートやチーズ系のスイーツなどとも相性がよく、一層おいしさを際立たせます。ミルクティーも美味しいブレンドです。

はじめてのようで懐かしい印象的な香り、飲み終わった後の余韻までが幻想的なブレンドティー。

セレブレーションは香りが楽しい紅茶です。
きりっとした柑橘の香り、爽やかなマスカットの香り、ふんわりと甘いバニラの香り、香ばしいアーモンドの香り、と方向性の違う香りを緻密に繋げてあるので、よく知っている香りのようで、具体的にはわからない複雑さがあります。この複雑さが合わせるものによって、引き出される香りのポイントが変わる面白さになるのです。
例えば、レモンパイやオレンジのケーキなどならば柑橘の香りがより際立ち、クリーム系ならばアーモンドやバニラの甘い香りがふんわりと漂います。
たくさんの香りの要素をもつセレブレーションは想像するより、ずっと色々なスイーツや食事に合わせやすい紅茶です。スイーツだけでなく、爽やかな飲み心地なので、肉料理やオイル系のパスタにもすっきりとよく合います。