テーマにしたのは「バラの香り」と「紅茶の味わい」のそれぞれが、「穏やかで複雑」なものにすること。柔らかくふんわりとした香りが特徴のケンティフォリア系統の、クラシックなバラ香の印象を基調に組み立てています。
中高地産のキャンディ(スリランカ)に、バラをより穏やかに引き立てつつ、紅茶のブレンドもより優しい複雑さを持たせるという両得を狙って、複数種のダージリン(インド)とニルギリ(インド)を加えてベースの紅茶を構成し、ケニアで香気を整えています。バラは化粧品や入浴剤、そして切り花としても私たちの身近にある香りでもあるため、“紅茶としての美味しさ”をより印象深くするため、白ブドウのエッセンスを加えました。ブドウの新鮮な果汁香とシャンパンのような熟成香とを重層的に用いることで、香りと味わいの豊かな一皿のデザートのような雰囲気をもっています。
バラの香りと奥行きのある紅茶の味わいはスイーツに幅広く合いますが、とくにカスタードクリームのケーキや、ベリーやチェリー系のパイと合わせるのがおすすめです。また、塩味の効いたフィンガーフードとも好相性なので、スイーツだけでなく、サンドイッチ、スコーンなどを会話とともに楽しむアフタヌーンティーにはまさにぴったりな紅茶です。ティーソーダはまるでシャンパンのようです。バラの花びら入りでギフトにもおすすめです。
原材料名 | 紅茶(インド、スリランカ、ケニア)、ローズ(パキスタン)/香料 |
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飲み方 | ホット、アイス、ミルク、ソーダ |
さっぱり飲めるローズティー。
ローズティーというと、個人的にヴィンテージ感のあるバラの香りが少し苦手な印象がありました。こちらのものは香りがさっぱりしていて水出しにすると茶葉自体の味も穏やかになるので一番好みです。
母の日のプレゼントとして購入をさせて頂きましたが、普段母は仕事の関係で、離れた場所に居る為、ちょうど私が母の元に滞在をしているうちに、と、母の日より少し早めに2人で戴きました。シャンパン・ローズというお名前からも、とても特別なイメージを抱きつつ、淹れさせて頂きました。香りは、期待を裏切らないとても芳しいローズ、私にはロサ・ダマスケスの香りの様に感じました。香水などに良く使われる、ローズ・オイルを抽出される別名ダマスク・ローズです。その中に、うまく混ざり合った、恐らくニルギリかと思われる紅茶そのものの香りも致しました。口にしてみますと、仄かなコクとしての苦み、そしてお味にも決して負けないローズ。ひと口ひと口飲む度に、とても華やかな気持ちになり、思わず目をつむり、そのお味に浸ります。まさに、ハレの日の贈り物にぴったりな紅茶だと思いました。昨今のこういった情勢のさ中、母と2人で美味しい紅茶を戴ける時間を作れるという事、とても幸せであると真摯に思いました。
シャンパンローズという名前にまずワクワクしますが、缶を開けてその香りの良さにうっとりします。フレッシュでフルーティなバラの香りです。
ホットティーはもちろんですが、今の季節はペットボトルの炭酸水で抽出してティーソーダにしていただくのが、ホントおすすめです。暑かった1日の終わりに、冷蔵庫からティーソーダを取り出して、Netflixでも観ながら、頭と身体を冷やしてリラックスして過ごすのが好きです。